2023年9月に納車した再販ランクル(GRJ76)ですが、ヘッドライトが片方つかなくなりました。
ヘッドライトは純正ハロゲンからHIDに変わっています。HIDの場合、つかない原因がバルブなのかバラストなのか特定する必要があるようなので、左右を入れ替えて試してみることに。
ともあれ、左右のバルブを外さなければなりません。
再販ランクル70(GRJ76)ヘッドライトバルブの外し方
ヘッドライトバルブにアクセスするには、運転席側はエアクリーナーが、助手席側はバッテリーが邪魔になります。そのため、それぞれ邪魔なエアクリーナーとバッテリーを外す方法と、ヘッドライトユニットの方を外す方法と、2パターンある様です。点灯テストなどするのに、バッテリーは外したくないので、ヘッドライトユニットを外すことにしました。
ヘッドライトユニットの取り外し
グリルの取り外し
まずはグリルを取り外します。3箇所のボルトを外し、上に引っ張ると簡単に取れます。
ヘッドライトユニットの取り外し
グリルの次に、ヘッドライトの下側にあるパーツを取り外します。左右とも2本のツメで固定されているので、隙間から細いものを突っ込んで、赤丸の箇所を押ながら引っ張ると取れます。
内装のピンのように無理矢理引っ張っても取れないので注意!
次にヘッドライトユニットです。上2箇所、内側2箇所、外側(先ほど外したパネルの奥)1箇所のボルトを外します。最後に外側1箇所がツメのように引っかかっているので、内装はがしのようなもので持ち上げながらヘッドライトユニット全体を手前に引っ張ると取れます。
バルブの取り外し
ゴムを引っ張るとバルブが見えます。バルブを固定している銀色のピンを外すとゴムごとバルブが外れます。このピンがかなり外しにくかったです。手前の固定されている方はいいのですが、奥側がゴムに引っかかってなかなか動いてくれません。
外れました。左右を入れ替えてみるとちゃんと付くので、原因はバルブです。
バルブの調達
ということで、仮組みしてもう一台で近所のスーパーオートバックスへ。ところが時代はLED。HIDバルブのコーナー自体探すのに苦労しました。ようやく見つけたものの、純正交換タイプのものしか無く、あうものがみつからず。仕方なく帰宅し、Amazonで探すことにしました。
その時、検索して見つけたのが次の2つ。
どちらも見た目はほぼ同じ。最初は安い方にしようと思いましたが、商品説明がしっかりしている信玄の方を注文しました。特に、商品説明のHi/Low切り替えの部分。ずっと、Hi/Lowの差があんまり無いなと思っていたのですが、バルブのせいだったのかもしれません。そんな淡い期待もあって、値段は高いですが信玄に決定です。
バルブ交換
届きました。
天気が悪くて3日くらい取り付けできなかったのね!
その間、仮組みだったので乗れなかったのね!!
シンプルな白い箱に商品だけという簡素なパッケージングです。
新旧を比較。やはりそっくり。バルブの横にある棒?の色が違うくらいです。
ということで、左右とも装着し、点灯チェック。無事点灯したので、元通りくみ上げて完了です。
交換後の感想
まず、気になっていたHi/Lowの切替え。明らかに以前よりHiとLowの差がはっきりしました。
それから、明るさ。こちらも交換前より確実に明るくなりました。そもそも、納車して半年、HIDの明るさってこんなもん?と思いながら乗っていたのですが、やはり暗かったようです。HIDってへたってくると光量落ちてくるのでしょうか?
さて、ここでひとつ疑念が。この車両、中古車情報サイトに出ていたときには、販売店のカスタムでHID化したような記載がありました。かつ、車両自体は販売店が直接買い取ったのではなくオークションで仕入れたようです。なので、当然HIDも新品が付いていると思ったのですが、どうも違ったようです。半年で切れたのもそうですが、外した部品が明らかに古かった。ということは、仕入れた車を販売店がHID化したのでは無く、仕入れた車がもともとHID化されていたんでしょう。
といことで、またもや販売店の不信感がプラスされました(笑)