登山の際、ミラーレス一眼(EOS R5)とGoProを使っていて、R5はザックの肩ベルトにクリックリリースで固定しています。
問題はGoPro。現状移動中はGoProで撮ることが多いので、純正のShortyをつけて手に持っています。この状態から、R5を使いたいときに困るのがGoProの収納場所。ポーチに入れたり、もう片方の肩につけたりと色々試したのですが、どれもしっくりいきませんでした。そんな中見つけたのが、JOBYの製品。アクションカメラ用の三脚なんですが、1本の脚がなんとカラビナになってます。これなら、不要なときにサッとかけられるのではと思い、購入しました。

あたちも山に連れて行くのね!
JOBY ハンディーポッド クリップ アクション 主要スペック
項目 | 数値・内容 |
---|---|
外形寸法 | 4.5 × 3.2 × 15.2 cm |
自重 | 60 g(公式)/63 g(実測) |
耐荷重 | 0.5 kg(500 g) |
取付ネジ | ¼-20 インチ オス |
ヘッド | 自動ロック式ボールヘッド(360°) |
素材 | アルミ・スチール・グラスファイバー強化ナイロン・TPE |
付属品 | アクションカメラ用ピンマウント |
参考価格 | 1,973 円(Amazon購入時) |
開封&外観チェック

外箱です。シンプルですね。

本体とアクションカメラ用ピンマウント


GoPro純正Shortyと比較してみました。JOBYの方が若干重いですが、利便性を考えると許容範囲です。
使ってわかったメリット4つ
カラビナ一体型で簡単収納
R5を構えたい時、カメラクリップ代わりにザックの肩ストラップへワンタッチで引っかけられます。落下の心配もなく行動再開が早いですね。
公式60g級でも安心の耐荷重0.5kg
GoProなら余裕の耐荷重。重さも軽く気軽に持てます。
ボールヘッドが自動ロック式で素早い角度調整
ロック用のネジが無いタイプのボールヘッドなので、簡単に角度調整が可能です。
脚がフラット形状=岩場でも滑りにくい
ゴムパッド付きではないが、平らな脚裏が接地面積を稼ぎ、岩肌やベンチの上で安定。
気になった点
伸長不可
高さ調整ができず、高さ15cm固定です。自撮りや俯瞰撮影には自撮り棒併用があった方がいいです。
カラビナは開閉幅がやや狭い
簡単に引っかけられるカラビナですが、やや開閉幅が狭いかなとも感じました。もう少ししっかり開くと引っかけやすいかと思います。
耐荷重0.5kg
ミラーレスならボディ単体が限界ですね。GoProやコンデジ専用と割り切る必要があります。
おすすめできる人・できない人
- 登山やハイキングでカメラの“ちょい置き”が欲しい
- GoPro/コンデジ中心で0.5kg以内
- ザックのDリング活用派
- 三脚の高さを変えて構図を追い込みたい
- ミラーレス+大レンズ運用
- 平地中心でカラビナ活用シーンが少ない
まとめ
“撮って・引っ掛けて・歩く”をワンモーションで完結させる山岳向けミニ三脚。伸縮しない点は割り切りが必要ですが、携行性とクイックアクセス性能では今のところ 最強クラス です。