M3 MacBook Airを購入し、前回の記事で今まで使っていたM1Pro MacBook Proと外観比較を行いました。

今回はスペックを比較し、双方で違う部分について使用感を含めまとめます。

MacBook Air(M3)とMacBook Pro(M1Pro)のスペック比較

前回も載せましたが改めてそれぞれのスペックを比較してみます。

項目MacBook Air(M3)MacBook Pro(M1Pro)
チップM3M1Pro
コア数8コアCPU、10コアGPU10コアCPU、16コアGPU
ディスプレイ13.6インチTrue Tone搭載Liquid Retina14.2インチ(対角)Liquid Retina XDRディスプレイ
解像度2,560×1,664 224ppi3,024 x 1,964 254ppi
SSD1TB1TB
メモリ16GB16GB
カメラ1080p FaceTime HDカメラ1080p FaceTime HDカメラ
MagSafe対応対応
ポートThunderbolt/USB 4×2、3.5mmヘッドフォンジャックThunderbolt/USB 4×3、SDXCカード、HDMI、3.5mmヘッドフォンジャック
バッテリー最大18時間最大17時間
ワイヤレスWi-Fi 6E、Bluetooth5.3Wi-Fi 6、Bluetooth5.0
オーディオ4スピーカー6スピーカー
サイズ1.13×30.41×21.51.55×31.26×22.12
重量1.24kg1.6kg
価格254,800円269,800円(整備済品)

チップ

無印M3とM1Proのベンチマークを取ってみました。

CPU

まずはM3。

M3

次にM1Pro。

M1Pro

シングルコアではM3の方は高い数値を出しました。マルチコアではまだM1Proの方が高いですが、僅差に迫っていますね。

GPU

まずはM3。

M3

次にM1Pro。

M1Pro

こちらは大差。さすがに10コアと16コアではコア数の差が出ているのかもしれません。

普段使う重めの作業、PremiereProを使った動画編集、Lightroom classicを使ったRAW現像に関しては別の記事で検証予定です。

ディスプレイ

ディスプレイの違いは、サイズ、解像度、XDR、リフレッシュレートなどでしょうか。

サイズに関しては0.6インチ差、比べないと気がつかないレベルです。ただし、解像度に関しては数値差通り気持ち狭いなと感じました。とはいえ、広さが必要な時はDot by DotにすればMacBook Airの解像度でも十分です。MacBook ProでDot by Dotにすると字が小さすぎて厳しい。

ディスプレイの設定をスペースを拡大にして、Excelを全画面表示してみました。MacBook Airは、横はW列の真ん中、縦は42行の真ん中まで表示されたのに対して、MacBook Proは、横はX列の3分の2程度、縦は45行の真ん中当たりまで表示されました。こうやって比較するとそれほど大きな差は無いことがわかります。

XDRやリフレッシュレートに関しては、普段使っている分にはあまり違いは感じないです。比べれば違うかなという程度。

ポート類

個人的に一番のMacBook Proの優位点がこれ。MacBook Proの右側にあるHDMIやSDカードリーダーは比較的よく使っていたので少し不便。同様に右側のUSBもです。まあ、この辺りは薄さとのトレードオフではありますが、USB一つくらい追加できないでしょうか。Appleさんお願いします。

バッテリー

これに関してはまだMacBook Airを使い始めて間もないのでこれから体感するのかなという感じです。

ワイヤレス

Wi-Fiに関しては6E対応のルーターを持っていないので不明、Bluetoothも5.0と5.3で何が違うのかわからないので不明です。

オーディオ

これは明らかに違いました。自慢じゃ無いんですが結構バカ耳で音に関しては違いがわからない人間です。

それでもMacBook ProとMacBook Airでは違いました。MacBook Proの方が高音から低音までバランス良くなっている感じで音圧もしっかりしているのに対し、MacBook Airは低音弱めで中高音ばかりが耳に入ってきて、音圧も弱い印象でした。

MacBook Proのキーボード両側にあるスピーカーはだてじゃないですね。

サイズと重量

これは言わずもがなMacBook Airにアドバンテージがあります。今までと同じカバンに入れたときの収まり感、持ち上げたときの薄さと軽さ、どれを取ってもMacBook Airに変えてよかったと感じます。