動画撮影の時にほぼ必須のNDフィルター。EOS R5でメインで使っているRF24-70mm F2.8 L IS USMには、ねじ込み式の可変NDフィルターを使っています。
動画とスチールを両方撮影する際、できればスチールの時にはフィルターを外したいのですが、面倒くさい。そのため、フィルターの効き具合を最初にしてスチール撮影をするのですが、やっぱりできれば外したい。

撮影チャンスは一瞬なのね!
登山用に購入したRF24-105mm F4-7.1 IS STMにはマグネット式のフィルターを購入したので、同じものを購入しようとも思いましたがお高いので躊躇してました。
そこで、今回購入したのは、NDフィルターをフタのように開けるだけで外せる便利アイテム。実際に使ってみた感想をまとめました。
主要スペック
項目 | 内容 |
---|---|
対応レンズ径 | 商品のバリエーションに応じた径を選択 |
材質 | アルミ合金 |
構造 | フィルターを回転ヒンジで固定し、開閉可能 |
特徴 | ワンタッチでフィルターを開閉できるため、フィルターの着脱不要 |
互換性 | 可変NDフィルターや通常のNDフィルターに対応 |
重量 | 約50〜80g(サイズにより異なる) |
外観と同梱物

本体はアルミ合金製でしっかりした作り。レンズにねじ込む形で装着し、その上にフィルターを固定します。開閉部分は金属ヒンジで耐久性もありそうです。
同梱物は以下の通りです。
- フリップ式ホルダー本体
- 本体固定用リング
- ヒンジ調整用六角レンチ
気に入ったポイント
- ワンタッチで切り替え可能:フィルターを外す代わりに「フタを開ける」感覚で撮影モードを変えられるのは画期的
- 動画とスチールの両立に最適:動画ではNDを閉じて使用、スチールでは開ければNDなしの状態になるので効率的
- 頑丈な構造:金属ヒンジで安定しており、撮影中に不意に動く心配が少ない

気になったポイント
- レンズフードが装着できない:このホルダーをつけるとフードが使えないため、つけっぱなしでの運用は難しい
- 厚みが増す:フィルターを追加装着するため、やや全体が厚くなる
おすすめできる人・できない人
おすすめできる人
- 動画とスチールを同時に撮影するフォトグラファー・ビデオグラファー
- NDフィルターの着脱に手間を感じている人
- ワンタッチで撮影モードを切り替えたい人
おすすめできない人
- レンズフードを必ず使いたい人
- 常に軽量な構成を求める人
まとめ
この「フリップ式ホルダー」は、NDフィルターを頻繁に付け外しする人にとって救世主のようなアイテムです。特にEOS R5のように動画とスチールをシームレスに撮影するケースでは、ワンタッチで切り替えられるのは大きなメリット。
ただし、レンズフードが使えない点には注意が必要です。撮影スタイルに合うなら、導入する価値は十分にあります。
リンク