昨年の秋にMakuakeで応援購入したCIOのMugWarmer2が届きました。飲み物の保温とQi2充電器の2つの顔を持つ珍しい製品で、ホットコーヒーが仕事に欠かせない筆者は見つけた数秒後には申込みをしていました。

要するに衝動買いなのね
さて、このMugWarmer2、当初は2月に届く予定が開発の遅れなどから延期されこのタイミングに。コメント欄は結構荒れてました。まあ、温かい飲み物は春になるとありがたみが薄れるのでしょうがない気もしますが、季節を問わずホットコーヒーを飲む筆者にとっては関係ありません。早速開封して使ってみました。
スペック
まずは製品スペックから。
マグカップ
加熱出力 | 最大20W |
マグ容量 | 満水時:350ml(通常使用:約300ml) |
保温温度 | 40~70度 |
保温時間 | 最大8時間 |
素材 | カップ部分:ステンレス フタ部分:樹脂 |
加熱方式 | セラミックヒーター(無線給電) |
内容物 | マグカップ、本体、充電ケーブル |
カラー | ブラック |
サイズ | マグカップ:116×85mm 本体:110×90mm |
重量 | マグカップ:260g 本体:80g |
本体台座
入力 | 9V=2.2A |
ワイヤレス出力 | 最大15W |
伝送距離 | 2mm未満PD充電、5mm未満5vのノーマル充電 |
充電効率 | 約75% |
開封



左から、箱、本体類、説明書類です。
内容物は、カップ、蓋、台座、充電ケーブル(USB-C to C)、コースター、説明書類でした。コースターはおそらくおまけで、正規の付属品では無いと思います。写真にはありませんが、別途、A4サイズ2枚の手書きのお手紙(コピー)が同封されていました。
各部

おまけでついてきたコースター。革調で結構良い質感です。台座をQi2充電器として使うときにカップを置いてくださいということでした。



台座です。表面はカップをはめ込む円形の部分があり、中央にQi2ロゴ。左下にCIOロゴがあって、手前側が操作パネルになっています(後述)。
裏面はゴムの足がついていました。カップを置いたり外したりする際にズレなくて助かります。
そして、正面から見て後ろ側にUSB-C。


続いてカップ。表面は指紋がつきにくいセミマット加工の黒、内側はシルバーのスタンダードな形状です。底面にCIOロゴ。取っ手が大きめで持ちやすくていいですね。台座が暖かくなるのではなく、カップにセラミックヒーターが内蔵されているようです。もちろんIPX6の防水で、普通に水洗い可能です。ただし食洗機は避けた方が良いとのこと。



最後にフタ。この手の製品って、フタをして初めてスペック通りの保温効果があり、飲むときはフタ外したりしないとだめなので面倒だなって思ってたんですが、この製品はフタを外さなくても良いのがとても良き。
左の状態でカップに取付けても、傾ければ隙間から飲み物がちゃんと出てくるつくりになってます。
洗うときは右のように分解して洗いましょう。
使用感
早速使ってみました。

ケーブルを挿すと自動で電源が入り、電源ボタンが光ります。(付属のケーブルではなく手元にあったものをつなげてます。)
電源ボタンを長押しすると電源がオフになります。

カップをのせるとウォーマーモードで動作します。左から、モードアイコン、マイナスボタン、設定温度表示、タイマー、プラスボタン、電源ボタンです。
マイナスボタンとプラスボタンで設定温度を変えられます。タイマーはアプリからのみ変更可能なようです。

スマホをのせるとQi2充電器モードに。こちらのモードでは電圧等が表示されます。
実際にコーヒーを入れてみた
早速、実際にコーヒーをいれて保温効果を試してみました。フタをつけて台座に置き、温度計で計ってみたところ、設定温度よりやや低いもののちゃんと暖かさを維持してくれました。
これで毎回飲みきるまで適切な温度で飲むことができそうです。
アプリ
専用アプリがあり、スマホから電源のオンオフ、温度調整、Myモード設定に加えて、タイマー設定も可能だそうです。Myモード設定を使うと、飲み物の種類に合わせて複数の温度設定などが登録できるみたいです。しかし、この記事執筆時点でまだアプリがリリースされておらず試せませんでした。
リリースされ次第追記します。
まとめ
本体、アプリ共に予定より開発が遅れてしまいましたが、面白い製品です。飲みきるまで適温を保ってくれて、Qi2充電器にもなるというアイデア商品。とてもおすすめできる製品だと感じました。