登山・キャンプ・車中泊など、電源の確保が難しいアウトドアシーンでは、信頼できる大容量モバイルバッテリーが必須です。
この記事では、CIOのSMARTCOBY TRIO(CIO-MB100W2C1A-20K-C)を実際に使用した感想を、写真付きで詳しくレビューします。
ケーブル内蔵・100W出力・見やすいディスプレイという魅力を備えた本製品が、アウトドアにどれだけ使えるのか──実使用シーンからメリット・デメリットまで率直にお伝えします。
購入の背景
以前、登山用にモバイルバッテリーを購入した際、うっかり10,000mAhの製品を購入してしまいました。
日帰り登山ならともかく、キャンプや車中泊も視野に入れると、容量不足は避けたいところ。そんな中、Amazonのセールでこの20,000mAhモデル「SMARTCOBY TRIO(CIO-MB100W2C1A-20K-C)」が手頃な価格で販売されていたため、即購入を決意しました。
主要スペック
項目 | 内容 |
---|---|
型番 | CIO-MB100W2C1A-20K-C |
容量 | 20,000mAh |
ポート構成 | USB-C ×1、USB-A ×1、ケーブル一体型(USB-C) |
最大出力 | 最大100W(USB-C) |
重さ | 実測約404g |
その他 | デジタルディスプレイ搭載、パススルー充電対応 |
外観と同梱物



本体カラーはホワイトで、CIOらしいシンプルでミニマルなデザイン。表面はマットな質感で、指紋が付きにくく高級感もあります。


側面にはUSB-Cケーブルが内蔵されており、これだけで1台は充電可能。取り外しも可能です。加えて、同じ面にボタンとUSB-Aのコネクタがあります。
付属品は本体と取扱説明書のみで、ケーブルは内蔵式のため別途持ち歩く必要がないのが嬉しいポイントです。

上面にはUSB-Cのコネクタがひとつ。



正面のディスプレイは高精細で、現在のバッテリー残量(%)、入出力ワット数、ポートごとの電圧・電流、NovaIntelligenceとNovaSafety動作状況が確認可能。



ちなみに、本体を横向きにすると各種表示も横向きになります。



充電時の表示状態。1枚目と2枚目はiPad miniに充電している状態、3枚目は本体を充電している状態です。
重さ


実測値は404gでした。参考までに以前に購入したSMRTCOBY Pro SLIMは173gです。容量は倍ですが重さは倍以上です。
気に入ったポイント
- 内蔵ケーブル付き:USB-C端子が本体に収納されており、ケーブル忘れの心配が不要。
- 出力ポートの充実:USB-C×2、USB-A×1、内蔵ケーブルで最大4台同時に充電可能。
- ディスプレイが高機能:ポートごとの出力がリアルタイムで確認でき、ガジェット好きにはたまりません。
- 高出力対応:MacBook ProなどのノートPCにも給電可能な100W出力(USB-C)に対応。
気になったポイント
- 重い(実測404g):20,000mAhという容量を考えれば妥当ですが、登山装備としてはやや負担。ちなみに以前使っていたCIOの10,000mAhモデル(SMRTCOBY Pro SLIM)は実測173gでした。
比較検討した製品
今回は特に比較せず、CIO製品の信頼感と価格の魅力で即決しました。
おすすめできる人・できない人
- 長時間の外出や複数ガジェットを持ち歩く人
- ノートPCなど高出力対応のモバイルバッテリーを探している人
- ケーブル忘れがちな方
- 軽さを最優先する人(登山や軽装スタイルにこだわる人)
- 急速充電を必要としないライトユーザー
まとめ
「SMARTCOBY TRIO(CIO-MB100W2C1A-20K-C)」は、大容量・多出力・高機能ディスプレイという三拍子そろったモバイルバッテリーです。重量こそネックではあるものの、それを補って余りある性能と安心感が魅力。特に登山や車中泊などアウトドアで活躍するアイテムを探している方にとっては、非常に頼もしい相棒となるでしょう。