makuakeで見逃していたCIO Polaris CUBE Built in CABLEが一般販売されたので購入しました。もともと、似たような製品であるAnker 615 USB Power Stripを使っていたのですが、行き先によってはもう一個欲しいなと思っていたところ、CIO Polaris CUBE Built in CABLEの存在を知り、せっかくなら比較しようということでこちらを購入。さて、どちらがいいでしょうか?

比較

まずはスペックの比較です。

CIO Polaris CUBE Built in CableAnker 615 USB Power Strip
ポート数ACコンセント×2
USB-C×2
USB-A×1
ACコンセント×2
USB-C×2
USB-A×1
入力AC 100-125VAC, 50-60Hz,10A(USBの使用を問わず)100-125V ~ 10A 50-60Hz (定格電力1000W)
単ポート出力USB-C 最大67W
USB-A 最大18W
USB-C:最大65W
USB-A:最大12W
2ポート出力C1+C2 Max65W(自動振分け)
C1+A1 45W+18W
C2+A1 Max15W
USB-C1+2:最大45W+18W
C1+A1 30W+18W
C2+A1 20W+18W
3ポート出力(C1=45W)+(C2+A1=15W)30W+20W+12W
ACコンセント1250W
USB同時使用の場合1125W
最大15A・1,000W
サイズ90×60×41.2mm119×59×47mm
内蔵ケーブル550mm900mm
重さ220g(実測229g)300g(実測296g)
機能・Nova Intelligence(自動振分け)
・Nova Safety(発熱自動制御)
・PD/PPS対応
・過充電保護 * 過熱保護
・短絡保護 * 過電圧保護 
・過電流保護
・PD/PPS対応
カラーブラック/ホワイトブラック/ホワイト

ほぼ同じですね。しいて言うなら、CIOの方がケーブルが短く、その分若干軽いです。サイズもやや小ぶりと行ったところです。

きっとCIOはAnkerのやつをバチバチ意識してるのね!

開封

ということで届きましたので開封していきましょう。

本体と、説明書等いくつかの紙類という内容でした。

外観

CIO製品共通の表面加工で質感はとても良いです。コードが本体に巻き付く形で収納されておりサイズも非常にコンパクト。

電源プラグはACに刺さっている状態で、取り外すとACコンセントが2つ現れます。反対側にはUSBポートが3つ。

Anker 615 USB Power Stripとの比較

並べてみました。CIOの方がやはりコンパクトですね。その他の主な違いは次のとおり。

ケーブル長

前述の通り、CIOは55cm、Ankerは90cmです。35cmの違いがどうかですね。これに関してはどこでどのように使うかで、どっちがいいかが分かれるかと思います。個人的には今までAnkerを使ってきた中で、長すぎるな感じたことはなく、どちらかと言うともう少し長さが欲しいと思ったことが多い気がします。そう考えると、CIOは短いかもしれません。

CIOの商品説明を読むと、使用シーンのイメージとして、ホテルやオフィスなどもともと手元近くにあるコンセントで使うことを想定しているようです。そういう意味では55cmはいい長さと言えます。

一方、一般的な延長コードのように壁にあるコンセントにさして使おうと思うともう少し長さが必要かもしれませんね。

電源プラグの形状

左がAnker、右がCIOです。CIOの方はスイング形状になっています。Ankerを使っていてちょっと不便だなと思っていたことのひとつがこれでした。固定だとACコンセントの位置や形状によっては刺しにくいときがあります。

ACコンセントの配置

CIOは側面に2つ並んでますが、Ankerは表面と裏面にあります。これも一長一短でしょうか。そもそもACを2つ同時に使う機会がほとんどないのであまり気にならないといえばそうなんですが、Ankerの様に違う面にあると2つが干渉する心配はありません。ただ2つ同時に使用中は本体が横向きになります。

ケーブルの収納方法

Ankerの場合、ケーブルを収納する際、ゴム製のカバーをめくる必要があります。これが地味に面倒くさいと思っていました。その点、CIOはそのまま本体の溝に巻いていけばいいので楽ですね。

まとめ

ということで、2つを比較すると今のところCIO Polaris CUBE Built in Cableの方が個人的には良さそうです。ただし、ケーブル長が短いのが実際に各所で使ってみてどうか気になる所ですね。

あと、他の方のレビューを見ると、CIOの方が発熱しやすいという記事もありました。この点もちょっと気になりますので、実際に使ってみて発熱具合も見てみたいと思います。