登山やキャンプでの日焼け対策。こまめに日焼け止めを塗り直す必要があるのですが、指先がベタつくクリームタイプが苦手で、スプレータイプを直接吹きかけてました。

スプレーを顔に直接吹きかけるの良くないのね!

そんな中、直接塗れるスティックタイプの存在を知り、試してみたのが、アンファー「DISM マルチスキンケア UVスティック」。SPF50+・PA++++の最高水準だけでなく、近赤外線までカットするメンズ向けスティックです。ポケットに入るサイズです。

この記事では、実際に登山とキャンプで使った感想を中心に、メリット/デメリットを率直にレビューします。

DISM UVスティックのスペック早見表

項目詳細
SPF/PASPF50+・PA++++
近赤外線カット〇 ─ 専用カットパウダー配合
内容量15 g(約1.5 か月分)
耐水性UV耐水性★★(国内基準)
主要成分ビタミンC誘導体×2、CICA、皮脂吸着ヒドロキシアパタイト
香り無香料
価格2,310 円(税込・Amazon)
落とし方普通の洗顔料でオフ

開封&形状

キャップを外して、本体下部にあるローラーを回すとスティックが出てきます。

使ってわかったメリット5つ

手を汚さず“ワンストローク”で塗れる

登山中でもザックを下ろさず首筋・耳裏までサッと滑らせるだけ。塗布後にスマホを触っても指先がベタつかない。

サラサラ系仕上がりで汗でもヌルつかない

皮脂吸着パウダーが入っているおかげか、真夏の稜線で汗をかいても表面はさらさら。

近赤外線までブロックできる安心感

紫外線だけでなく肌深部に届く近赤外線もカット。長時間の直射日光下で「ヒリヒリ感が少ない」と体感。

ポケットに入る超コンパクト(約7 cm)

15gの丸いボディでショーツのコインポケットにも収まる。UL志向の登山装備でも重さを感じず◎。

無香料で食事シーンでも気にならない

キャンプの調理前後や山頂コーヒータイムでも匂いが立たず、同伴者に気を遣わせない。

気になった点

残量が見えない

繰り出し式ゆえ“あと何回分?”が分かりづらい。2本目購入のタイミング管理が必要。

細かい部位は塗りづらい

鼻筋脇や耳の縁などは若干塗りづらいです。

単価はクリームより高め

グラム単価換算でチューブの日焼け止めより割高。面積が広い体用にはコスパ△。

まとめ

総合評価
4.5

「手を汚さずサラッと塗り直し」を最優先する登山・キャンプ勢にはベストバイ。大面積用にコスパ重視のチューブを併用すれば、夏のアウトドアUV対策はほぼ完成です。

塗り直しが楽なのは間違いないのですが、一度塗れば持続力もよく、日帰り登山なら塗り直ししなくても大丈夫でした。