ランクル70に車中泊ベッドを設置したので、選定編、フレーム編、天板編の3回に分けてまとめたいと思います。
今回は選定編。
ジムニーからランクル70に乗り換えた理由の一つが車中泊。登山の前泊や宿泊費節約のぶらり旅など、ジムニーでちょくちょく車中泊をしていました。一人や、一人と一匹なら何とかなるのですが、二人となると厳しい。登山の前泊で大人二人で寝ると、ザックなど荷物の置き場所に困りました。
ということで、ランクル70で車中泊をするとなるとベッドキットが必要です。
ジムニーは後席倒して、前席のリクライニングを床面に合わせればフラットとはいかないまでも寝るには十分でした。
一方、ランクル70は後席の背面を倒すと荷室との間に結構な段差ができます。そこから座面を起こして荷室を広げることは可能なんですが、これだと寝るにはちょっと狭い。ということで、後席の背面と荷室をフラットにするのが主流のようです。
こんな感じで、約30センチの段差ができます。
爽健美茶とゴミ袋片付けてから撮るのね!!
既製品か自作か
まず悩むのが、既製品を買うか自作するかです。既製品では工房リンクスさんのベッドキットが人気のようです。
機能性、フィッティングなどとても評価が高く、当初はこれにしようと思っていました。
8月末に車の契約を済ませ、納車が9月末ごろと決まったタイミングで、いくつか質問と納期をリンクスさんに確認したところ、2月上旬頃になるとのこと😅
5か月弱待ちです。噂通りの長さ。しかも先払い。納車時にいろいろ出費がかさんだのと、2月に来てもすぐに使わないなと思いちょっと保留にしました。
その後、バタバタしていたこともあり、気がつけば年明けて2月末。やばい、春が来てしまうと慌てて再度納期の確認。回答は…、10月上旬。7か月待ち。延びとるやないか〜い!!
もっと早く注文しとくのね…
ということで、自作の検討を始めます。
自作方法を検討
フレーム
まずフレームを何で作るか。先人達の事例を検索すると、多くの人がイレクターパイプ、一部の人が木材という感じでした。木材を加工する道具も技術も無いので、イレクターパイプの方が良さそうです。色々なフレームの組み方がある中、いいなと思ったのがこれ。
ランクル70乗りのバイブル的ブログ、ランクル70研究所さんに掲載されていた事例です。YouTubeでもこれを参考にした事例がいくつかありました。
これの何がいいって、手前にフレームが無くて空いているところです。その他多くのフレームが、強度確保のため、手前にフレームが横切っているものが多いのですが、場合によっては邪魔になります。
ということで、イレクターパイプを使ってこの記事と同じ物を作ろうと思った矢先、こんなものを見つけました。
G-Funというアルミ製の製品です。見た目や拡張性の高さなどが気に入ったこともあり、イレクターパイプではなく、G-Funでランクル70研究所さんに掲載されているものを再現することにしました。
天板
次に天板です。天板のバリエーションとしては、板そのまま、板にカーペット生地のようなものを貼る、板にビニールレザーを貼って間にチップウレタンを挟み込むの3種類のようです。これはさほど迷わず、板+チップウレタン+ビニールレザーに決定しました。
荷物を載せることがメインなら、板そのままか板+カーペット生地がかさばらなくていいと思うのですが、車中泊で寝ることが目的なのである程度柔らかさが欲しいと思い、チップウレタンは必須でした。
とうことで、方針が決定したので作っていきましょう。
次回はフレーム編です。