ランクル70に車中泊ベッドを設置したので、選定編、フレーム編、天板編の3回に分けてまとめたいと思います。
今回は天板編編。
天板もフレーム同様に以下の記事を参考に作りました。
設計
参考ページを元に次の様な図を書いてみました。
参考ページとフレームの寸法や設計が違うため、天板もそれに合わせて寸法を変えています。ちなみに、最終的にはもう少し寸法が変わります。
材料選定
板
まず板です。どの素材がいいのか、先人達の事例を色々と検索するとナラのランバーコアがいいとの結論に至りました。強度があるわりに軽いとのことです。
次に厚さ。今回の設計で強度を求められるのは左右をつなげる横長のパーツ2枚。左右の両端で体重を支えることになります。この設計で作っている人の多くが補強を入れていますが、重ねたときの収納性などを考えて補強無しでいきたいと思い、15ミリ~20ミリがいいかなという結論に至りました。
問題は購入先です。ホームセンターに行きましたが合致する材料がありませんでした。加えて、基本的に直線のカットしかしてもらえず、複雑なカットをしてもらうにしても、自分で罫書きをしないとだめとのこと。ということでホームセンターはあきらめ、知り合いの木材屋さんにオーダーすることに。加工料はかかってしまいますがやむを得ません。素材はナラのランバーコアが特注になるそうで、既製品としてあるシナのランバーコアに変更。厚さも用途を説明した上でアドバイスをいただき15ミリとしました。
チップウレタン
これにしました。(商品ページ)
厚さがいくつかありましたが、板を15ミリにしたので、チップウレタンを35ミリにすることで合計50ミリです。あんまり分厚いと収納性が落ちるので50ミリが限界かなと言うのが理由です。
材質に関しては、固めの素材と柔らかめの素材が2重になっている点がいいかなと思いました。
ビニールレザー
ビニールレザーもチップウレタンと同じお店で購入ました。いくつか種類がある中で、レザリスという商品が性能の割りに安かったのですが、グレーがありません。仕方なく、値段は倍近くになりますが、オールマイティーという商品にしました。(商品ページ)
制作
最終的に木材屋さんに発注した寸法がこちらです。フレーム編で書いたとおり、フレームの組み方を変えたため、左右の幅が想定よりも短くなったことにあわせています。
材料が揃いました。
まずは板に合わせてチップウレタンをカットします。35ミリという厚さでしたが普通の家庭用ハサミでも難なくカットできました。もちろん裁縫用の裁ちばさみサイズがあるにこしたことないですが。
次にビニールレザーのカット。チップウレタンと違い、板より大きめに切ります。板のサイズ+チップウレタンの厚み(35ミリ)+折り返し(50~100ミリ)程度でカットしました。
カットが終わったらビニールレザー、チップウレタン、板の順に重ねて止めていきます。
タッカーも今回に合わせて購入しました。
角を止めて、辺を止めて、余分な部分をカットという流れです。実際の作業もRESTAさんのホームページを参考にさせていただきました。
あんまり上手じゃないのね
ということで完成です。