ランクル70に車中泊ベッドを設置したので、選定編、フレーム編、天板編の3回に分けてまとめたいと思います。

今回はフレーム編。

前回の記事の通り、フレームをG-Funを使って以下のページを参考に作ることにしました。

できたのがこちら。

基本的に参考ページでイレクターパイプで作られているフレームの寸法を参考にしましたが、一点だけ変えました。メインの天板を載せる用に矢印のパーツを左右2箇所追加しています。

ちなみに、この寸法ではNGでした。詳細は後述。

赤色になっているパーツがありますが、設計アプリのアラート機能で色がついてしまっています。というのも上から、3方向に連結するコネクタ、50ミリのフレーム、高さ調節可能な足という順番で組んでいるのですが、フレームが短いため、足を一番短くすることができません。そのためのアラートなんですが、一番短くして使うことは無いので無視しています。

ということで、この内容で発注しました。

開封

ということで届きました。

なかなかの部品点数。凝った構造にしたからしょうがないですね。さっそく組んでいきましょう。

組立

基本的に六角レンチのみで組立が可能です。今回連結系の部品は4種類。

まず、2本のフレームをL字型につなげるものと、3本のフレームをつなげるものです。3方向のものだけ六角のサイズ4ミリ、他は5ミリでした。

次に、フレームから直角に接続するためのもの、2本のフレームを並行に接続するもの。

両側奥の足。ベースをフレームに押し込むのにハンマーが必要だったため、この日はできずに後日取付けました。

最後に、写真撮り忘れましたが、フレームの端っこに取付けるキャップ。プラ製のものとアルミ製のものがあるのですが、アルミ製を選択しました。

完成

完成しました。前述の通り、左右奥の足はまだついていません。

家の中にあると思った以上に巨大だったのね…

問題発生!

実際に車内に設置してみたところ、なんと横幅が長すぎました😅

参考ページの通り横幅を1,420ミリにしたのですが、リアシート側、つまり左右がつながっている奥側はシートベルトがあるせいで若干狭くなっています。

あと、縦方向に関しても890ミリで作りましたがもう少し長くても大丈夫そうでした。

参考ページを見ながら実際に採寸したのですが、シートベルトの分狭くなっていることは見逃してました。

あかんのね!

ということで、寸法が合わないパーツのみ再発注しなければなりません。横幅だけならフレーム2本発注するだけで済みますが、縦もとなるとなかなかの部品点数になります。でもどうせ再発注するなら縦も横もやってちゃんとしたものを作りたい…。そんな感じで悩んでいたらちょっとひらめきました。

組み直し

左右をつないでいるパーツの接続方法を変えました。

当初の予定では、端から端まで一直線になる様に接続する設計にしていましたが、上記画像の丸で囲っている通り、奥側で接続してみました。こうすることで、全体の横幅が短くなると同時に、奥行きも長くなります。

無事設置できました。横幅に関してはやや短くなりすぎ(もう少し長くてもおさまる)ですが、フレームが左右の内装パネルに確実に当たらないのでむしろこの方がよかったかもしれません。

ちなみに、当初の設計で左右と奥行きの長さを調整したのがこちら。

横幅を3センチ短くし、奥行きは4センチ延ばしました。ただし、この寸法で実際作ったわけではないので最終的にベストかどうかは未検証です。人柱になっていただける方いらっしゃったらご連絡ください。発注用のパーツリストお送りします。

ということで次回は最終回、天板編です。