運転席パワーウインドウの自動開閉と言えば、ほぼ当たり前の装備ですが、再販ランクル(GRJ76)は開けるときのみオート、閉めるときはスイッチを引っ張り続けないといけない謎仕様。これどうも新型も変わっていないようです。色々最新装備がついたにもかかわらず、パワーウインドウの仕様は変わらないのはなぜなんでしょうね。国内仕様だけでも変更するくらいさほどコスト面でも変わらない気がするんですが。

進化具合がちぐはぐなのね

ということで、閉めるときも自動にする方法ですが、大きく2つの方があります。

パワーウインドウオート化の方法
  1. 他車の部品を流用
  2. 加工

簡単なのは1、安上がりなのは2です。どちらにしようか考えた結果、1を選択しました。

理由としては、部品の加工はなるべくせず標準の状態のまま残したいのと、このためだけにはんだごてとはんだを用意するのが面倒だったからです。

ということで、流用できる部品をヤフオクで物色。ネットの情報によると、カムリSV22・カローラAE114・カルディナST195あたりが対応している様です。ヤフオクを見ていると、コンフォートのものも同じっぽいですがどうなんでしょう。

対応車種がいずれも古いこともあって、該当するパーツが少ない。加えて、若干ネットに書かれている相場より値上がりしてます。3,000円~4,000円が多く、一部きれいなものは10,000円前後も。

あるものの中から、カルディナ用のものを3,000円で落札。若干汚いですがやむを得ません。

到着

ということで届きました。

左がカルディナ用のもの、右が再販ランクル70のものです。写真でもわかるくらい、各スイッチの程度は良くないです。

裏側。再販ランクル70のものは半透明で基板が見えていますが、カルディナ用のものは黒でした。

取付け

スイッチ本体を取り外しました。かなり汚い…。隙間に砂埃がびっしり。がんばって拭き取ってこのレベルです。

取付け前に動作チェック。問題なく動作しました!

でも明るいところで見るとさらに汚い。

ということで、無事取り付け完了。パネルにつけると多少マシになりましたが、やっぱ汚いですね(笑)

とはいえ、これで普通に閉めるときもオートになりました。

それにしても、日本車ってなんで運転席以外のオートは普及しないのでしょうか。欧州車だと比較的エントリーモデルの車でも全席オートなイメージがあります。